Writing評価基準をわかりやすく解説

Writingの各バンドで実際に求められること

Taskと評価項目、バンドを選んでください。試験官が読み取りたい内容、紙面での見え方、上のバンドに上がるためのポイントがわかります。

Writing評価基準ツール

対象のTask

Task Response Task 2

バンド7

試験官が読み取りたいこと

  • 問いのすべての部分に答えています。
  • 明確な1つの立場が最後まで貫かれ、エッセイの後半が静かにそれと矛盾することはありません。
  • 主な論点は、挙げるだけでなく、説明され、裏づけられています。
  • 大げさな主張がまだ現れ、裏づけの文が、裏づけるはずの論点からそれることもあります。

実際の見え方

例(架空) 述べられ、掘り下げられ、そのうえで具体的な足場が与えられた論点です。

Charging for entry shifts the cost onto visitors rather than taxpayers. That sounds fair until you notice who stops visiting: school groups and low-income families drop away first, which is precisely the audience a public collection exists to reach.

バンド8に上がるには

  • バンド8は、問いのすべての部分を、最低限というだけでなく、求められる深さまで扱います。
  • 大まかな一般化が、実際に支持できる主張に置き換わります。
  • どの裏づけの文も、その論点の下に置かれるだけの働きをしています。

このバンドでよくある落とし穴

  • 立場を述べたあと、2つ目の本論の段落で、反対側の議論のほうをより説得力をもって論じてしまいます。
  • どの研究か思い浮かべないまま「Studies have shown」と書きます。作り話の根拠は、作り話として読まれます。
  • 選んだ論点を証明するのではなく、物語を語ってしまう長い例を挙げます。
多くの受験者の目標

バンド7を一覧で

各Taskについて、評価項目ごとに1行ずつ。列を選ぶと、ツール内の詳しいセルに移動します。

Task 2:エッセイ

Task 1:レポートまたは手紙

上のTask Achievement(課題の達成度)は、Academic(アカデミック・モジュール)での表現です。General Training(ジェネラル・トレーニング・モジュール)では、同じバンドで、明確な目的、読み手に合った口調、すべての指示項目を際立たせることが求められます。General Trainingのセルを見る。Coherence and Cohesion(一貫性とまとまり)、Lexical Resource(語彙力)、Grammatical Range and Accuracy(文法の幅と正確さ)は、どちらのTaskでも共通です。

計算

Writingのバンドの計算方法

4つの評価項目には、Taskごとにそれぞれ整数のバンドが付き、1つの評価項目の中に0.5刻みはありません。2つのTaskの重みは同じではなく、Task 2はTask 1の2倍の重みで数えられます。60分のうち約40分をTask 2に使うのが標準的なアドバイスなのは、そのためです。この比率で2つのTaskに重みを付けて平均します。IELTSは総合スコアの丸め方を公開しています。4つのセクションのスコアの平均が.25で終わる場合は次の0.5刻みのバンドに、.75で終わる場合は次の整数のバンドに切り上がります。一方で、Writing(ライティング)の平均が0.5刻みのバンドの間に来た場合にどう報告されるかは公開していません。そのため、平均がぎりぎり目標に届く状態ではなく、各評価項目を目標のバンドに乗せることを目指しましょう。

IELTSバンドスコア計算ツールで計算する →
誤解を解く

よくある誤解

最低語数のルールは本物

Task 1は150語以上、Task 2は250語以上です。それに満たない答案は減点され、その減点はTask AchievementまたはTask Response(課題への応答)に現れます。これは、そもそも問いに答えているかを判断する評価項目です。

語数の上限はないが、時間制限はある

最低語数より多く書くことを止めるものはなく、書きすぎで減点するルールもありません。代償は時間です。長すぎるTask 1にかけた分は、Writingのバンドへの比重が2倍のTask 2に使えるはずの時間から削られます。

暗記した内容や的外れな内容は減点される

前もって覚えた段落を、合わない問題のエッセイに差し込んだり、問いではなくトピックについて語ったりした答案は、どれだけ上手に書かれていても、Task ResponseまたはTask Achievementで減点されます。

箇条書きは答えにならない

メモや箇条書きは文ではなく、それで書かれた答案は減点されます。箇条書きにしたくなる内容は、すべて文章にする必要があります。Task 1のレポートもTask 2のエッセイも、続けて書く文章です。

AcademicとGeneral Trainingで共通の3つの評価項目

Coherence and Cohesion、Lexical Resource、Grammatical Range and Accuracyは、どちらのモジュールでも同じ評価基準(band descriptors)で、Task 2も同じです。違うのはTask Achievementだけで、Academicのレポートではoverview(全体の概要)と主な特徴、General Trainingの手紙では目的と口調が問われます。

つづりと句読点の両方が採点される

Writingは読まれるものなので、つづりと語形はLexical Resourceに含まれ、句読点はGrammatical Range and Accuracyに含まれます。どちらも独立した評価項目ではありませんが、どちらも無視されることはありません。

すべての内容を掲載

完全版の表

ツールに表示できるすべてのセルを、そのまま掲載しています。上のツールは、まったく同じ内容をインタラクティブに見られるようにしたものです。

Task 2:4つの評価項目、バンド4〜9

Task Responseバンド4〜9
Task Response Task 2

バンド4

試験官が読み取りたいこと
  • 問いのごく一部にしか答えていないか、エッセイが問題文で取り上げられていない話題にそれていきます。
  • 提出したものが、エッセイにまったく見えないことがあります。課題に対して形が合っていません。
  • 意見は文章のどこかにありますが、読み手はそれが何なのか確信を持って言えません。
  • 述べている論点が見分けにくく、繰り返されたり、脱線したり、裏づけのないまま出てきたりします。
実際の見え方

例(架空) 美術館は入場料を取るべきかを問うエッセイに、1つの美術館の描写で答えています。

Museums are very important for everybody in the society. Last year I visit a museum in my city and it was very interesting for me.

バンド5に上がるには
  • バンド5は、問いをかすめて通り過ぎるのではなく、ある程度踏み込みます。
  • 意見がはっきり述べられます。エッセイがそれを最後まで貫かない場合もあります。
  • 薄くても、自分の論点が2〜3個出てきます。
このバンドでよくある落とし穴
  • 問題文をそのまま導入にコピーし、それを自分の立場だとみなします。
  • 問いではなく、美術館、テクノロジー、教育といったトピックそのものに答えてしまいます。
  • 1つの考えを4通りに言い換えて、ページを埋めます。
Task Response Task 2

バンド5

試験官が読み取りたいこと
  • 問いの一部には対応していますが、一部は手つかずのままです。
  • ところどころで、文章がエッセイらしくなくなります。ここは箇条書き、ここはメモ、といった具合です。
  • 自分の考えは述べますが、読み手はそこに至る道筋を追えないことがあり、エッセイは結論で締めくくられず、ただ終わってしまうこともあります。
  • 自分の論点がいくつかありますが、展開される前に尽きてしまい、細部の一部は別の問いのものです。
実際の見え方

例(架空) 2部構成の問題文、つまり「なぜこうなったのか」と「何ができるか」を問うものに対し、後半が出てこないエッセイです。

There are many reasons for this situation. Firstly, people are busy. Secondly, prices are high. In conclusion, this is a big problem for everyone today.

バンド6に上がるには
  • バンド6は、偏りがあっても、問いのすべての部分に何かを書きます。
  • 立場は、導入の段落から最後の段落まで的外れにならず保たれます。
  • 主な論点はどれも、採点者がこの問題文への答えだと認識できるものになります。
このバンドでよくある落とし穴
  • 議論の途中で時間切れになり、立場が締めくくられません。
  • テクノロジーについて暗記した段落を、教育についてのエッセイに差し込んでしまいます。
  • 「discuss both views and give your own opinion」を、2つの作業ではなく1つの作業として読んでしまいます。
Task Response Task 2

バンド6

試験官が読み取りたいこと
  • 問いのすべての部分に答えていますが、ある部分に他よりはるかに多くの紙幅を割いています。
  • 意見はトピックに沿っていて、読み手はそれが何かを理解できます。
  • 結びの部分は不明瞭になったり、すでに二度述べたことをもう一度述べたりします。
  • 取り上げる論点は問いに関係していますが、1〜2個は説明が足りないままです。
実際の見え方

例(架空) 立場は明確で、本論の段落は考えを挙げるだけで、中身を説明していません。

I believe the advantages clearly outweigh the drawbacks.

Another benefit is convenience, which is very important for modern families. Moving on to my second point, the cost is also a factor.

バンド7に上がるには
  • バンド7は、問題文のすべての部分に、1つに偏らず、それぞれにふさわしい分量を割きます。
  • 1つの立場が、導入から結論まで一貫して保たれます。
  • 主な論点をそれぞれさらに掘り下げ、読み手が確かめられる理由や例で裏づけます。
このバンドでよくある落とし穴
  • 結論の最後の文で、まったく新しい議論を持ち出します。
  • 自分にとって易しい側の問いに3段落を割き、もう半分には1行しか書きません。
  • 「in many countries, people often…」のように一般的すぎて、何も特定のことを裏づけない例を挙げます。
Task Response Task 2

バンド7

試験官が読み取りたいこと
  • 問いのすべての部分に答えています。
  • 明確な1つの立場が最後まで貫かれ、エッセイの後半が静かにそれと矛盾することはありません。
  • 主な論点は、挙げるだけでなく、説明され、裏づけられています。
  • 大げさな主張がまだ現れ、裏づけの文が、裏づけるはずの論点からそれることもあります。
実際の見え方

例(架空) 述べられ、掘り下げられ、そのうえで具体的な足場が与えられた論点です。

Charging for entry shifts the cost onto visitors rather than taxpayers. That sounds fair until you notice who stops visiting: school groups and low-income families drop away first, which is precisely the audience a public collection exists to reach.

バンド8に上がるには
  • バンド8は、問いのすべての部分を、最低限というだけでなく、求められる深さまで扱います。
  • 大まかな一般化が、実際に支持できる主張に置き換わります。
  • どの裏づけの文も、その論点の下に置かれるだけの働きをしています。
このバンドでよくある落とし穴
  • 立場を述べたあと、2つ目の本論の段落で、反対側の議論のほうをより説得力をもって論じてしまいます。
  • どの研究か思い浮かべないまま「Studies have shown」と書きます。作り話の根拠は、作り話として読まれます。
  • 選んだ論点を証明するのではなく、物語を語ってしまう長い例を挙げます。
Task Response Task 2

バンド8

試験官が読み取りたいこと
  • 問いのすべての部分が、その部分が求める深さまで扱われています。
  • エッセイは最後まで展開されており、重要なことが見出しのまま放置されることはありません。
  • どの考えも、問題文に沿い、さらに展開され、裏づけられています。
  • 過度な一般化が、本来議論がすべき役割を果たすことはなくなります。
実際の見え方

例(架空) 各段落が、開いた考えを閉じ、裏づけは反論できるほど具体的です。

The revenue argument holds only if attendance survives the charge. Where entry fees have been introduced and later dropped, the visiting public that returned was not the same one that left — and rebuilding an audience takes far longer than losing one.

バンド9に上がるには
  • バンド9は、問いに答えていない部分を、どんな深さでも残しません。
  • すべての考えが、十分というところで止まらず、役に立つ限り先まで進められます。
  • 各論点の下の裏づけは、ただ存在するのではなく、その論点のために選ばれています。
このバンドでよくある落とし穴
  • 4つ目の考えを仕上げずに、5つ目の考えを追加します。
  • この特定の問題文を読む代わりに、よく練習したエッセイの型で済ませてしまいます。
Task Response Task 2

バンド9

試験官が読み取りたいこと
  • 問いのすべての部分に、完全に答えています。
  • 立場が完全に展開され、揺らぐことがありません。
  • すべての考えが問題文に沿い、最後まで展開され、十分に裏づけられています。
実際の見え方

例(架空) エッセイの中に、字数を埋めるためだけのものはありません。どの段落も問いの一部に答え、どの例も何かを決着させるために選ばれています。読み終えたとき、問題文のどの部分も未解決のまま残りません。

このバンドでよくある落とし穴
  • このバンドを文体として追いかけますが、実際は、問われたことにすでにすべて答えているエッセイを記述したものです。
  • 長さは展開と同じだと考えます。段落が1つ増えても、考えが展開されたことにはなりません。
Coherence and Cohesionバンド4〜9
Coherence and Cohesion Task 2

バンド4

試験官が読み取りたいこと
  • 考えは紙面にありますが、読み手をどこかへ連れていく順序になっていません。
  • 使う接続表現は最も単純なものばかりで、間違って使われたり、何度も繰り返されたりします。
  • 段落がまったくないか、助けるどころか混乱させる場所で改行されています。
  • 読み手が、代わりに議論を組み立てることになります。
実際の見え方

例(架空) 切れ目のない1つの塊で、すべてのつなぎ目を同じ接続表現が担っています。

And also the pollution is bad. And also people drive a lot. And also the government should do something and also the people.

バンド5に上がるには
  • バンド5には、ある程度の形があり、順序を整えようとしていることが読み手にわかります。
  • 接続表現の種類が増えますが、まだ使いすぎの状態です。
  • 段落の区切りが、雑ながら現れ始めます。
このバンドでよくある落とし穴
  • 段落は語数のむだだという考えで、全体を1つの塊にしてしまいます。
  • 同じ接続表現で、3つの文を続けて始めます。
  • 接続表現は覚えても、文が実際にどこで接続表現を必要とするかは覚えません。
Coherence and Cohesion Task 2

バンド5

試験官が読み取りたいこと
  • ある程度の構成は見えますが、答案全体は前に進みません。
  • 接続表現が少なすぎるか、選び方が間違っているか、文章が必要とするよりずっと頻繁に使われています。
  • 代名詞やより短い言い換えが役目を果たしていないため、同じ名詞が何度も戻ってきます。
  • 段落がないか、粗すぎて役に立ちません。
実際の見え方

例(架空) 代わりに使える軽い言い方がないため、自分の主語を繰り返してしまう段落です。

Moreover, the government should build more housing. Moreover, the government has money for this. Moreover, the government must act now because the government is responsible.

バンド6に上がるには
  • バンド6は、答案全体をどこかへ向かっているとわかるように整理します。
  • 接続表現が、上からまぶされるのではなく、本当に役目を果たします。
  • 段落は意図をもって使われます。区切りが変な場所に来ることもあります。
このバンドでよくある落とし穴
  • 代名詞を使うのが不安で、名詞句をまるごと11回繰り返します。
  • 考えごとに、1文だけの段落を作ります。
  • 接続表現を、次に何が来るかを知らせる合図ではなく、飾りとして扱います。
Coherence and Cohesion Task 2

バンド6

試験官が読み取りたいこと
  • 答案全体が、読み手にどこへ向かっているかわかるように整理されています。
  • つなぎは答案全体のレベルでは機能していますが、文の中や文と文の間では、ぎこちなかったり機械的だったりします。
  • 「this」や「they」のような語が、指したいものを常にはっきり指しているとは限りません。
  • 段落で書いてはいますが、区切る場所が必ずしも論理的ではありません。
実際の見え方

例(架空) 議論は進んでいますが、文と文のつなぎ目は、組み込まれているのではなく、あとから取り付けられています。

Firstly, city traffic is worse than before. Secondly, this is a serious issue. Thirdly, the government must act on this.

バンド7に上がるには
  • バンド7は、論理的に整理し、各段落の中でも展開がはっきりしています。
  • さまざまな種類の接続表現が、それぞれが本当にふさわしい場所に現れます。
  • すべての段落に、読み手が一言で名付けられる1つのトピックがあります。
このバンドでよくある落とし穴
  • 考え自体が担うべき役割を、「Firstly, secondly, thirdly」が担ってしまいます。
  • 区切りなしに、段落の途中で話題が変わります。
  • 「This」が、段落の中の1つの事柄ではなく、段落全体を指してしまいます。
Coherence and Cohesion Task 2

バンド7

試験官が読み取りたいこと
  • 考えの順序が論理的で、議論は最初の行から最後の行まで前に進みます。
  • さまざまな接続表現を使い、合う場所に置いています。
  • 1〜2個は、まだ少し使いすぎていたり、必要な場所で抜けていたりします。
  • 各段落は1つのことを扱っており、読み手はそれが何かを言えます。
実際の見え方

例(架空) トピックが1つの段落で、文が互いにラベルなしで続いていきます。

Congestion charging works on the traffic it prices, not on the traffic it moves. Drivers who can pay keep driving; those who cannot shift onto buses that are already full. The measure therefore reduces cars before it improves journeys.

バンド8に上がるには
  • バンド8は、すべてを論理的に配列し、ぎこちないつなぎ目が残りません。
  • 文の中、文と文の間、段落をまたぐ、あらゆる種類のまとまりを、うまく扱えています。
  • 段落分けは十分で、かつ適切であり、習慣に任せた区切りは残りません。
このバンドでよくある落とし穴
  • 2つ目のトピックが短すぎて独立させられない気がして、1つの段落に2つのトピックを入れてしまいます。
  • 4段落のエッセイに、長いレポートのような道しるべを付けてしまいます。
  • 書いた本人にはまったく明確でも、採点者には曖昧になる指示語の使い方をしてしまいます。
Coherence and Cohesion Task 2

バンド8

試験官が読み取りたいこと
  • 情報や考えの順序が、全体を通して論理的です。
  • 文の中から答案全体にわたるまで、あらゆる種類のまとまりが、うまく扱われています。
  • 段落の数が十分で、区切りはそれぞれふさわしい場所にあります。
実際の見え方

例(架空) 2つの段落が互いに受け渡しをしていて、受け渡しを見せるための接続表現は必要ありません。

Pricing the road changes who drives, not how many journeys a city needs to make. Those journeys land somewhere else — and in most cities, that somewhere is a bus network built for a smaller crowd.

バンド9に上がるには
  • バンド9は、つなぎ目を見えなくします。つなぎ目について、読み手の目を引くものは何もありません。
  • 段落分けは、正しいだけでなく巧みです。
  • 読み手が手法として気づくものは、何も残りません。
このバンドでよくある落とし穴
  • 文のレベルでは磨かれているのに、段落の順序にはまだ議論の余地があります。
  • 本来1つの段落であるべき2つの段落の間に、完璧なつなぎ目を作ります。
Coherence and Cohesion Task 2

バンド9

試験官が読み取りたいこと
  • つなぎ目の扱いが非常にうまく、読み手がまったく気づきません。
  • 段落分けが巧みで、どの区切りも読み手のために何かをしています。
  • 構成の中に、読み直しを求めるものは何もありません。
実際の見え方

例(架空) まとまりを指さすことはできません。それがポイントです。読み手は、考えから考えへ、それを運んだ仕組みに気づくことなく移動し、段落の区切りは、思考が転じるちょうどその場所に来ます。

このバンドでよくある落とし穴
  • 接続表現が多いほどまとまりがあると信じますが、このバンドでは接続表現は目に見えなくなります。
  • 段落分けを、読み手のための判断ではなく、公式として扱います。
Lexical Resourceバンド4〜9
Lexical Resource Task 2

バンド4

試験官が読み取りたいこと
  • 使える言葉は基本的なものばかりで、何度も同じものが戻ってきます。
  • その一部は、与えられたテーマに合っていません。
  • 語尾や語形が不安定で、つづりもそうです。
  • 読み手は、ミスを乗り越えるのに苦労します。
実際の見え方

例(架空) 例示用です。以下のつづりの誤りは意図的なものです。

Polution is a very big problem and the goverment must make a big action for stop it.

バンド5に上がるには
  • バンド5は、ぎりぎりであっても、課題をこなせるだけの語彙があります。
  • つづりと語形のミスは目立ちますが、読み手を疲れさせるほどではなくなります。
  • 選ぶ言葉が、トピックに合っていることのほうが多くなります。
このバンドでよくある落とし穴
  • つづりを覚えずに単語リストを覚えます。Writingでは、つづりも採点されます。
  • 的確な1語があるのに、「very」に基本的な形容詞を足して済ませます。
  • ほかに使える語がないため、問題文の名詞をそのまま使い回します。
Lexical Resource Task 2

バンド5

試験官が読み取りたいこと
  • 課題を終えるのにちょうど足りる語彙しかなく、余裕がありません。
  • 幅が狭く、ひと握りの語が重みの大半を担っています。
  • つづりや語形のミスが見つけやすいです。
  • 読み手は立ち止まりますが、意味はたいてい伝わります。
実際の見え方

例(架空) 間違った形で使われた語が1つと、耳で聞いた音のまま綴られた長い語が1つあります。

This is a benefit society for all people, and the enviroment will be more better in the future.

バンド6に上がるには
  • バンド6は、課題に対して最低限ではなく、十分に余裕のある幅があります。
  • あまり一般的でない語に手を伸ばし始め、その一部は成功します。
  • 残るつづりのミスは、もう読み手の妨げになりません。
このバンドでよくある落とし穴
  • 書かれたものでしか見たことのない学術的な語を使ってしまいます。
  • 無難だからと、すべての段落で同じ形容詞を使います。
  • 文法だけを見直し、つづりは見直しません。
Lexical Resource Task 2

バンド6

試験官が読み取りたいこと
  • 語彙は、この課題が必要とする分には十分に広いです。
  • あまり一般的でない語を試し、その一部はぴったりとは言えません。
  • つづりのミスと語形のミスがあります。
  • どれも、読み手が理解するのを妨げません。
実際の見え方

例(架空) あまり一般的でない語を使おうとしており、組み合わせはほぼ合っています。

The rapid growth of cities has made a significant impact on public transport, and many governments have done research about this problem.

バンド7に上がるには
  • バンド7は、柔軟さと正確さを同時に実現できる幅があります。
  • あまり一般的でない語が、文体や、どの語がどの語と組み合わさるかの感覚とともに現れます。
  • 語の選択、つづり、語形のミスが、ときどきある程度に減ります。
このバンドでよくある落とし穴
  • すでに合っていた平易な語を、類語辞典から引いた語に置き換えてしまいます。
  • 「use」や「many」で足りる文に、「Utilise」や「plethora」を使います。
  • 1つの回答の中で、同じ語を2通りのつづりで書いてしまいます。
Lexical Resource Task 2

バンド7

試験官が読み取りたいこと
  • 柔軟かつ正確に言い表せるだけの語彙があります。
  • あまり一般的でない語が現れ、文体や自然な語の組み合わせに対する感覚も多少示します。
  • 語の選択、つづり、語形のミスは、ときどきあります。
  • そうしたときどきのミスで、このバンドに届かなくなることはありません。
実際の見え方

例(架空) 正確な選択が、一般的な語にはできない働きをしていて、文体も一定に保たれています。

Congestion is not an inconvenience so much as a tax on time, and it falls hardest on the commuters least able to absorb it.

バンド8に上がるには
  • バンド8は、幅広い語彙を自然に柔軟に使い、的確な意味を言い当てます。
  • あまり一般的でない語を、単に正しいだけでなく、巧みに扱います。
  • つづりと語形のミスが、ときどきからまれに減ります。
このバンドでよくある落とし穴
  • アカデミックなエッセイにイディオム的なフレーズを入れると、場違いに読めます。
  • 「make a research」や「do a mistake」のように、珍しい語を誤った語と組み合わせます。
  • 時間に追われて書く最後の段落で、正確さが落ちます。
Lexical Resource Task 2

バンド8

試験官が読み取りたいこと
  • 広い語彙を使え、楽に柔軟に使いこなします。
  • おおよそではなく、言いたいことをそのとおりに言い表します。
  • あまり一般的でない語を巧みに使い、選択や組み合わせでときどき不正確な点があります。
  • つづりと語形のミスはまれです。
実際の見え方

例(架空) あまり一般的でない語が使われているのは、それが正確な語だからであり、珍しいからではありません。

The policy does not reduce demand; it reallocates it, and a network already running at capacity absorbs that reallocation badly.

バンド9に上がるには
  • バンド9は、自然で洗練されたコントロールを、答案全体で保ちます。
  • バンド8で認められる、ときどきの誤った組み合わせがなくなります。
  • 残るのは、知識の穴ではなく、うっかりミスです。
このバンドでよくある落とし穴
  • 正確な語が一般的な語であるのに、いちばん珍しい語を選んでしまいます。
  • 見事な導入の段落のあとに、平板な結びの段落が来ます。
Lexical Resource Task 2

バンド9

試験官が読み取りたいこと
  • 幅が広く、そのコントロールは自然で繊細です。
  • その語は、いつも文が必要とした語です。
  • 残る数少ないミスは、うっかりした書き間違いです。
実際の見え方

例(架空) 目立たせるために選ばれたように読める語は、文章の中に何もありません。文体、正確さ、自然な組み合わせが最初の文から最後の文まで保たれ、平易な語がふさわしい場面では、その語が使われます。

このバンドでよくある落とし穴
  • 珍しさを基準と考えます。このバンドが記述しているのは正確さです。
  • つづりのミスがないエッセイは、自動的にこのバンドに入ると思い込みます。
Grammatical Range and Accuracyバンド4〜9
Grammatical Range and Accuracy Task 2

バンド4

試験官が読み取りたいこと
  • 使える文型がごくわずかです。
  • 文の中に入れる節、つまり「which」「because」「although」のようなものは、ほとんど現れません。
  • 正しく出る構造もいくつかありますが、ミスのほうが多いです。
  • コンマとピリオドが間違った場所にあったり、まったくなかったりすることがよくあります。
実際の見え方

例(架空) 例示用です。以下の句読点は、バンド4の答案にありがちなものを意図的に再現しています。

The city is very crowded, the buses is always full, people waiting long time and they is angry.

バンド5に上がるには
  • バンド5は、うまくいかなくても、より長い文を試みます。
  • 短い文が、その上に積み上げられるほど安定してきます。
  • ミスは読み手を止めるのではなく、遅らせる程度になります。
このバンドでよくある落とし穴
  • ピリオドを打たず、すべての考えをコンマでつなぎます。
  • 答案全体を現在形で書いて、過去形を避けます。
  • 暗唱できても、時間に追われた状態で書いたことのないルールを覚えています。
Grammatical Range and Accuracy Task 2

バンド5

試験官が読み取りたいこと
  • 使う文構造の幅が狭いです。
  • より長く込み入った文を試みますが、短い文よりも間違える頻度が高くなります。
  • 文法のミスが頻繁で、句読点も安定しません。
  • その両方で、読み手は苦労します。
実際の見え方

例(架空) 成り立っている簡単な文のあとに、途中で崩れる長い文が続きます。

Public transport is expensive in my country. Although the government say that they will improving the system, but the price is still increase every year which many people cannot affording it.

バンド6に上がるには
  • バンド6は、答案全体を通して短い文と長い文を混ぜて使います。
  • 長い文の中のミスが、意味を妨げなくなります。
  • 句読点が、気にならないほど安定します。
このバンドでよくある落とし穴
  • 1つの段落が「and」でつながれた、巨大な1文になります。
  • 終わらせ方を考えずに、複雑な文を始めます。
  • 冠詞、複数形、前置詞のような、定着してしまったミス(fossilized error)が、すべての段落にあります。
Grammatical Range and Accuracy Task 2

バンド6

試験官が読み取りたいこと
  • 簡単な文と複雑な文の両方が、答案全体に混ざって現れます。
  • 文法のミスがあり、句読点のミスもあります。
  • 言いたいことの妨げになることは、まれです。
  • 読み手は、まず文を直して補わなくても、意味をつかめます。
実際の見え方

例(架空) 構造は合っていますが、小さな一致のミスや冠詞のミスが、見直しをすり抜けています。

Although the government has invested in new buses, the number of passenger have not increased, which suggests that price is the real barrier.

バンド7に上がるには
  • バンド7は、1つの型の繰り返しではなく、さまざまな種類の複雑な文を使います。
  • ミスのない文全体が、頻繁に出てくるようになります。
  • 句読点は、目立たなくなるほど十分にコントロールされます。
このバンドでよくある落とし穴
  • 段落ごとに練習済みの複雑な書き出しを1つ用意し、いつも同じ形で使います。
  • 意味を妨げることは実際にないからと、繰り返し出るミスを放置します。
  • コンマスプライス(comma splice)が、自然な間に見えるため、すべてのチェックをすり抜けます。
Grammatical Range and Accuracy Task 2

バンド7

試験官が読み取りたいこと
  • 1つの型の繰り返しではなく、さまざまな種類の複雑な文を書きます。
  • ミスのない文が頻繁にあります。
  • 文法も句読点も、よくコントロールされています。
  • いくつかのミスは残りますが、このバンドでは許容されます。
実際の見え方

例(架空) 異なる構造がそれぞれの役割に応じて選ばれ、読み手が読み返さなくて済むように句読点が打たれています。

Had the network been expanded first, the charge might have worked. As it stands, drivers priced off the road arrive at bus stops that were already crowded before the policy began.

バンド8に上がるには
  • バンド8は、幅をさらに広げ、その中を自由に動きます。
  • 多くの文だけでなく、ほとんどの文が、きれいに仕上がります。
  • 残るのは、ごくときどきのミスや不自然な選択だけです。
このバンドでよくある落とし穴
  • 複雑な構造を、導入と結論のためだけに取っておきます。
  • 前置詞や複数形などの同じ小さなミスを、文ごとに繰り返します。
  • 長い文の句読点を、構造ではなく感覚で打ってしまいます。
Grammatical Range and Accuracy Task 2

バンド8

試験官が読み取りたいこと
  • 文構造の幅が広いです。
  • ほとんどの文に、ミスがまったくありません。
  • ミスやぎこちない選択は、ごくときどきしか現れません。
実際の見え方

例(架空) 長い文と短い文が意図的に交互に並び、句読点がペース配分を担っています。

What the charge achieves depends entirely on what the money funds. Spent on the network, it buys capacity; spent on general revenue, it buys nothing a commuter can see.

バンド9に上がるには
  • バンド9は、完全な正確さに加え、完全な柔軟さがあります。
  • すべての構造が、働いている文に合っています。
  • 残るのは、注意深い書き手がどこでもするようなうっかりミスだけです。
このバンドでよくある落とし穴
  • 最初の本論の段落では広かった幅が、2つ目では時間に追われて狭くなります。
  • 短い文が正しい選択だった場面で、見せるために長い構造を使います。
Grammatical Range and Accuracy Task 2

バンド9

試験官が読み取りたいこと
  • すべての構造を使え、完全な自由さと完全な正確さですべてを扱います。
  • 各構造は、その文が必要としたものになっています。
  • 残る数少ないミスは、知識の穴ではなくうっかりミスです。
実際の見え方

例(架空) 文法が、文法として目に見えなくなります。文の長さ、従属節、句読点のすべてが、考えが必要とするものによって選ばれ、採点者が指摘できるミスは、注意深い見直しをしてもすり抜ける種類のものだけです。

このバンドでよくある落とし穴
  • このバンドを「ミスは絶対にない」という意味だと読みますが、評価基準はうっかりミスを認めています。
  • 何かを言うためではなく、印象づけるために複雑さを足します。

Task 1:Task Achievement、バンド4〜9

Task 1も、Task 2と同じ4つの評価項目で採点され、書き方が異なるのはTask Achievementだけです。Coherence and Cohesion、Lexical Resource、Grammatical Range and Accuracyは、どちらのTaskでもまったく同じ評価基準を使います。上のセルは、そのままTask 1のセルでもあります:Coherence and Cohesion、Lexical Resource、Grammatical Range and Accuracy。

Task Achievement:Academicのレポートバンド4〜9
Task Achievement Task 1 Academic

バンド4

試験官が読み取りたいこと
  • 書き始めてはいますが、図表が主に扱っているもののうち、いくつかにまったく触れていません。
  • 書いたものが、レポートに見えないことがあります。意見、挨拶、箇条書きの羅列などです。
  • 細かい点が、主な内容であるかのように扱われています。
  • 説明の一部が、混乱している、図から外れている、二度言っている、あるいは数字と照らして単純に間違っています。
実際の見え方

例(架空) 4か国を扱ったグラフを、1か国だけを扱ったかのように説明し、最後に個人的な意見で締めくくっています。

This country is the best one in the graph. In my opinion, the government there is doing a very good job with recycling.

バンド5に上がるには
  • バンド5は、図表が示すすべての部分に、少なくとも触れます。
  • 数字が、機械的であっても順に報告され、その上に立つ要約はありません。
  • 数字がまったく省かれるのではなく、裏づけとして出てくるようになります。
このバンドでよくある落とし穴
  • 図表が教えてくれていない、傾向が起きた理由を説明します。
  • グラフのタイトルを書き換えず、そのまま書き出しの文としてコピーします。
  • グラフが何を示しているかではなく、どのように描かれているかを説明します。
Task Achievement Task 1 Academic

バンド5

試験官が読み取りたいこと
  • 課題には大まかに答えていますが、ところどころで文章がレポートらしくなくなります。
  • 数字を1つずつ、紙面に載っている順に追っていき、全体像が何を示しているかを述べる文が、その上にありません。
  • 説明を支える数字がまったく引用されないこともあります。
  • 重要な特徴は紙面にありますが、細かい点に押し出されて、きちんとカバーされていません。
実際の見え方

例(架空) 6つの文がそれぞれ数字を1つずつ運び、全体のパターンを述べる行がどこにもありません。

The graph shows the first country at the start of the period. The graph shows the second country next. After that the graph shows the third country.

バンド6に上がるには
  • バンド6は、全体のパターンを述べる要約の文で始まります。
  • 報告する内容は、現れた順に取り込むのではなく、選ばれたものになります。
  • 主な特徴が、述べられるだけでなく、目立つように示されます。
このバンドでよくある落とし穴
  • 8つの文で「the graph shows」を8回書きます。
  • 1つ省くのが怖いので、表の数字をすべて列挙します。
  • 要約の行を最後にとっておき、時間切れになります。
Task Achievement Task 1 Academic

バンド6

試験官が読み取りたいこと
  • レポートは、課題が求めたことを果たしています。
  • 全体像の要約があり、報告するために選んだ情報も適切です。
  • 主な特徴が際立ち、どれが重要か読み手にわかります。
  • 裏づけの細部の一部は、的外れだったり、選び方が悪かったり、数字と合わなかったりします。
実際の見え方

例(架空) きちんとしたoverviewのあとに、元のグラフを読み違えた細部の文が続きます。

Overall, spending rose in every category across the period, with transport growing fastest.

Housing also grew steadily, overtaking transport by the end — which is not what the chart shows.

バンド7に上がるには
  • バンド7は、主な動き、対比、段階を1〜2行で述べる、はっきりした要約にします。
  • 各特徴の下の細部が、データと矛盾しなくなります。
  • 強調する特徴はすべて、ただ存在するだけでなく、明確に示されます。
このバンドでよくある落とし穴
  • 導入を言い換えただけのoverviewを書いてしまいます。
  • 数字をあまりに大ざっぱに丸めて、グラフと合わなくなってしまいます。
  • 図表の中でいちばん面白くない部分に、同じ分量の紙幅を割いてしまいます。
Task Achievement Task 1 Academic

バンド7

試験官が読み取りたいこと
  • 課題が求めることはすべてカバーされています。
  • 要約が主な動き、対比、段階を述べており、読み手が探し回る必要はありません。
  • 重要な特徴が明確に示され、目立つように扱われています。
  • さらに掘り下げることはできます。レポートは特徴を挙げていますが、展開しきれてはいません。
実際の見え方

例(架空) overviewが方向と規模を言い切り、そのあとで本論がデータをグループに整理しています。

Overall, every category rose over the period, but the increase in transport was far steeper than the rest, and housing barely moved.

バンド8に上がるには
  • バンド8は、すべての要件を、求められる深さまで満たします。
  • 重要な特徴は、それぞれ強調されるだけでなく、それを証明する数字で説明されます。
  • それぞれの論点の裏づけは、その論点にぴったり合うように選ばれます。
このバンドでよくある落とし穴
  • 傾向を挙げるだけで、その大きさも方向も述べないoverviewを書いてしまいます。
  • 3つの特徴を選んでおきながら、そのうち2つには1つの節ずつしか書きません。
  • 語彙を持っている部分だけに1段落を費やします。
Task Achievement Task 1 Academic

バンド8

試験官が読み取りたいこと
  • すべての要件が、課題が求める深さまで満たされています。
  • 重要な特徴が、挙げられ、目立つように示され、合うデータで説明されています。
  • 引用する数字は、述べている論点を担うものになっています。
実際の見え方

例(架空) グループ化された比較で、引用された数字はどれも、それが入る比較に決着をつけるものです。

Transport accounted for the sharpest rise of the four, climbing by roughly half again over the period, while housing — the largest category throughout — ended almost exactly where it began.

バンド9に上がるには
  • バンド9は、課題を完全に満たし、薄いままの部分がありません。
  • レポートは、十分というところで止まらず、最後まで展開されます。
  • 選択、強調、説明のすべてが、レポート全体で保たれます。
このバンドでよくある落とし穴
  • 3つ目を仕上げる代わりに、4つ目の特徴を追加します。
  • しっかりしたoverviewがあるからと、本論をゆるくしてよいと考えます。
Task Achievement Task 1 Academic

バンド9

試験官が読み取りたいこと
  • 課題が完全に満たされています。
  • レポートは完全に展開されており、重要なことが言いかけのまま残されることはありません。
  • 選択、要約、強調、裏づけのデータのすべてが、課題が必要とするとおりに働いています。
実際の見え方

例(架空) すべての文が、要約、選択、裏づけのうち1つの役割を果たしており、2つを同時に下手にこなしている文はありません。図表を見ていない読み手でも、読んだあとにその形を説明できます。

このバンドでよくある落とし穴
  • このバンドを「長いこと」だと受け取りますが、これは大きなレポートではなく、完全なレポートを記述したものです。
  • 深さに見えるだろうと期待して、データが裏づけられないコメントを付け足します。
Task Achievement:General Trainingの手紙バンド4〜9
Task Achievement Task 1 General Training

バンド4

試験官が読み取りたいこと
  • 手紙は書き始めていますが、問題文の下にある指示項目のうち、1つ以上に答えていません。
  • 手紙として形が合っていないことがあります。挨拶も結びもない、あるいはエッセイのような書き出しが最初にある、などです。
  • 読み手への呼びかけ方が相手に合っていません。知らない相手に友人のように、友人に役所の人のように書いています。
  • 手紙の一部が不明瞭、的外れ、重複、あるいは与えられた状況に合っていません。
実際の見え方

例(架空) お互いに会ったことのない家主への苦情が、同級生へのメッセージのように書き出されています。

Hey there! So the heating is broken again, it's really annoying me. Anyway, talk soon.

バンド5に上がるには
  • バンド5は、問題文の下の指示項目それぞれについて、何かを書きます。
  • 文章の大部分で、手紙らしく書けています。
  • フォーマルさのレベルが落ち着きますが、まだふらつくこともあります。
このバンドでよくある落とし穴
  • 「Dear Sir or Madam」で書き出して、「Love」で結んでしまいます。
  • 2つの指示項目は丁寧に答え、3つ目は忘れてしまいます。
  • 名前が示された相手に宛てて書く代わりに、トピックについて一般論を書いてしまいます。
Task Achievement Task 1 General Training

バンド5

試験官が読み取りたいこと
  • 手紙はおおむね役目を果たしていますが、ところどころで手紙らしく見えなくなります。
  • なぜ書いているのかが、開封した相手にはっきりしません。
  • フォーマルさのレベルが段落ごとにふらつくか、この読み手に対して全体を通して合っていません。
  • すべての指示項目に触れてはいますが、どれもきちんとはカバーされておらず、細かい点が紙幅を取っています。
実際の見え方

例(架空) 背景の説明が2段落続き、実際の依頼は最後の1行に出てきます。

I have lived in this flat for some time and I like the area very much. The neighbours are quiet and the shops are close. Could you send someone to fix the heating.

バンド6に上がるには
  • バンド6は、書く理由を早い段階で明確にします。
  • 各指示項目に、きちんと対応したと言える分量の答えが、はっきり書かれています。
  • フォーマルさは、ところどころずれても、適切な水準に近い状態を保ちます。
このバンドでよくある落とし穴
  • 依頼を、導入のはずだった背景説明の下に埋もれさせます。
  • 会社への苦情に、短縮形やスラングを使います。
  • 語彙を持っている指示項目1つに、手紙の大半を費やします。
Task Achievement Task 1 General Training

バンド6

試験官が読み取りたいこと
  • 手紙は、課題が求めたことを果たしています。
  • 読み手は、なぜ書いたのかが早い段階でわかります。
  • 文体はおおむね読み手に合っていますが、ところどころでずれます。
  • すべての指示項目に答えて紙幅も割いていますが、細部の一部は的外れだったり、この読み手には不適切だったり、状況に合っていなかったりします。
実際の見え方

例(架空) 役目を果たしているフォーマルな苦情ですが、別の手紙にあるべき1行が混ざっています。

I am writing to report a recurring fault with the heating in flat 4B, which has now failed three winters running.

Anyway, hope you're keeping well in this weather!

バンド7に上がるには
  • バンド7は、挨拶から結びまで、1つのフォーマルさのレベルを保ちます。
  • 目的がはっきり述べられ、読み手が推測する必要がありません。
  • 指示項目の下の細部がすべて、この読み手とこの状況に合っています。
このバンドでよくある落とし穴
  • フォーマルな手紙が、最後の段落でおしゃべりのように砕けてしまいます。
  • 問題文が示した状況と矛盾する事情を作り上げてしまいます。
  • 1つの指示項目への答えが、別の指示項目についての文に付け足された節だけになっています。
Task Achievement Task 1 General Training

バンド7

試験官が読み取りたいこと
  • 課題が求めることがすべてそろっています。
  • 書く理由が明確で、口調は最後まで読み手に合っています。
  • 各指示項目に、目に見える答えがあり、重みが与えられています。
  • さらに掘り下げることはできます。指示項目はカバーされていますが、展開されてはいません。
実際の見え方

例(架空) 最初の行に目的があり、文体が一貫し、読み手が行動に移せる依頼になっています。

I am writing to ask that the heating in flat 4B be repaired before the end of the month. The fault has recurred each winter since I moved in, and on each occasion the flat has been without heat for several days.

バンド8に上がるには
  • バンド8は、状況が求める深さまで、すべての指示項目に答えます。
  • 各点が、述べられるだけでなく、読み手に合った細部で示されます。
  • 素っ気ない主張のまま放置されるものはありません。
このバンドでよくある落とし穴
  • とても丁寧な手紙なのに、結局何も依頼していません。
  • 親しい友人にも銀行にも、同じフォーマルさで書いてしまいます。
  • 短い段落が3つ必要なところに、整った3つの文しかありません。
Task Achievement Task 1 General Training

バンド8

試験官が読み取りたいこと
  • すべての要件が、課題が求める深さまで満たされています。
  • 各指示項目に答え、際立たせ、状況に合った細部で肉付けしています。
  • 口調と目的について、読み手が補う必要はまったくありません。
実際の見え方

例(架空) 依頼、その根拠、無視した場合の結果が、まったく揺らがない文体で書かれています。

Since the fault has now been reported three times without a lasting repair, I would ask that the boiler be replaced rather than patched again. If that is not possible before the end of the month, I would be grateful for written confirmation of when it will be.

バンド9に上がるには
  • バンド9は、課題を完全に満たします。
  • 手紙は、十分というところで止まらず、最後まで展開されます。
  • 目的、口調、細部のすべてが、この読み手が必要としたとおりです。
このバンドでよくある落とし穴
  • 仕上がりの美しさで押し切り、何をしてほしいのかを書いていない手紙になってしまいます。
  • 課題が取り上げていない4つ目の話題を付け足します。
Task Achievement Task 1 General Training

バンド9

試験官が読み取りたいこと
  • 課題が完全に満たされています。
  • すべての指示項目が完全に展開されています。
  • 目的、口調、細部のすべてが、状況が求める位置にぴたりと収まっています。
実際の見え方

例(架空) 手紙は、本物の人が本物の読み手に本物の理由で書いたかのように読め、どの段落もその理由を前に進めています。2度説明が必要になる部分はありません。

このバンドでよくある落とし穴
  • このバンドを、完全な答えではなく、フォーマルさの競争だと受け取ります。
  • 手紙がすでに役目を果たしたあとで、長さを足します。

よくある質問

Writingの評価項目がどう適用されるかについて、受験者から特によく寄せられる質問です。

Task ResponseとTask Achievementの違いは何ですか?

どちらも採点表の同じ枠で、2つの異なるTaskに対応しています。Task ResponseはTask 2の評価項目で、エッセイが問いのすべての部分に答えているか、立場を示してそれを貫いているか、考えを根拠で展開しているかが問われます。Task AchievementはTask 1の評価項目で、求められる内容はモジュールによって変わります。Academicのレポートでは、全体像を要約し、重要な特徴を選び出す必要があります。General Trainingの手紙では、目的を明確にし、読み手に合った口調を保ち、問題文の下にある各指示項目に触れる必要があります。語数不足、暗記、的外れな答案が減点されるのも、この2つの評価項目です。

Task 2はTask 1より配点が大きいですか?

はい。Writingのバンドでは、Task 2はTask 1の2倍の重みで数えられます。60分のうち約40分をTask 2に使うのが一般的なアドバイスなのはそのためです。4つの評価項目には、Taskごとに整数のバンドが付きます。2つのTaskのスコアはその2対1の比率で合わせられ、結果は0.5刻みのバンドで報告されます。

つづりのミスはWritingのバンドを下げますか?

はい。Writingは聞くものではなく読まれるものなので、つづりは語形とともにLexical Resourceに含まれます。評価基準が示すのは数ではなく段階です。低いバンドでは、つづりや語形のミスが頻繁で、読み手が苦労するほどです。バンド6前後ではミスはあるものの妨げにはならず、バンド7ではときどき、バンド8ではまれになります。句読点も採点されますが、語彙ではなくGrammatical Range and Accuracyに含まれます。

Writingの評価基準は、AcademicとGeneral Trainingで同じですか?

4つのうち3つは同じです。Coherence and Cohesion、Lexical Resource、Grammatical Range and Accuracyは、どちらのモジュールを受けても同じ評価基準で、Task 2の採点方法も同じです。違いはTask 1です。Task Achievementは、Academicのレポートでは図表のoverviewと主な特徴に関するもので、General Trainingの手紙では目的、口調、カバーするよう求められた指示項目に関するものです。

試してみる

エッセイのレベルを確認

IELTS Mentor AIは、Task 1のレポートとTask 2のエッセイを、これと同じ4つのWritingの評価項目で採点し、どの文がバンドに影響したかを示します。