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バンド6・7・8で見るIELTS Writing Task 1の地図の解答例

簡潔な答え

このページでは、架空の2つの町の地図(1995年と2025年)を、同じoverview(全体の概要)と同じ変化で、バンド6、7、8の3通りで説明します。そのうえで、点を得る表現と失う表現に印をつけています。地図でバンドを分けることが最も多いのは、overviewがどんな種類の変化がどこで起きたかを述べているか、そして各方角が方位と照らして確かめられているかどうかです。

アプリでは、Task 1のレポートに評価項目ごとのバンドの幅が示され、Data Accuracy(データの正確さ)カードが、地図の読み違いと言語上のミスを分けて示します。

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アプリの画面表示は英語です。このサイトでは、アプリについて日本語で説明しています。

目次

このページでは、架空の2つの地図を1組取り上げ、バンド6、バンド7、バンド8の3通りで説明します。3本のレポートは、同じoverview(全体の概要)と同じ変化を共有しているので、見える違いは、内容ではなく、バンドによる違いです。地図への取り組み方は、プロセス図と地図の説明のしかたで説明しています。地図は練習教材にある図の種類で、IELTS.orgの形式のページには、その名前がありません。

3本のレポートは、このサイトのために書いたものです。実際の試験問題のものではなく、IELTSの採点も受けていません。比べるための例であり、暗記するための解答ではありません。IELTS.orgは暗記した内容や盗用した内容に減点すると述べており、試験で出る地図もこれとは別のものです。このページの使い方は、各バンドがどう見えるかを確かめることです。

この記事のポイント

  • 3本のレポートは、同じoverviewを述べ、同じ変化を報告しています。変わるのは、overviewが変化の種類をどれだけ述べているか、各エリアがどうつながれているか、方角と時制がどれだけ正確に扱われているかです。
  • バンド6のレポートにはoverviewがあり、主な変化も扱っていますが、新しい建物を地図の誤った場所に置き、地図が説明していない変化を説明し、各特徴を同じ文の型で並べています。
  • バンド7のレポートはエリアごとに構成するので、読み手が各変化を見つけられ、1つのミスを除いて、動詞と方角が正確です。
  • バンド8のレポートは変化に順位をつけ、大きな変化を小さな変化より先にまとめ、変わらなかった特徴を最後に回しています。

問題文

この問題文は練習用に作った架空のもので、過去の試験問題ではありません。

The maps below show the town of Port Selby in 1995 and in 2025. Summarise the information by selecting and reporting the main features, and make comparisons where relevant. Write at least 150 words.

どちらの地図も北が上で、町の東側に沿って海があります。それぞれの地図の特徴を、エリアごとに並べると次のとおりです。

1995 2025
North: farmland across the whole northern part of the map North: a housing estate on the eastern part of the former farmland, next to the sea; farmland remains in the north-west
East coast: a wooden jetty East coast: a concrete harbour wall and a marina in place of the jetty
Centre: a market square open to traffic Centre: the square closed to traffic and made a pedestrian area with cafes
West: a primary school beside the main road West: the school extended, with a new sports field to the west of it
South: woodland across the southern part South: part of the woodland cleared, with a car park beside the station
South-west: a railway station South-west: the railway station, unchanged
Centre: a main road running from north to south Centre: the main road, unchanged

3本のレポートは、いずれも次の計画に沿っています。

  • 導入:地図が何を、どこで、いつ示しているかを、言い換えて述べます。
  • overview:町はより開発され、農地の一部に住宅ができ、港が造り直されました。一方、幹線道路と駅は変わりませんでした。
  • 詳細1:北と東、つまり農地、住宅団地、港です。
  • 詳細2:中央、西、南で、変わらなかったものを最後に述べます。

バンド6・7・8で見る同じレポート

注釈のついた表現にカーソルを合わせるかタップすると、採点者が注目する点が表示されます。凡例は、色ごとに評価項目を示しており、オレンジは減点につながるミスを示します。

Band 6

The two maps show how the town of Port Selby change時制の誤り:2つの地図とも過去の日付なので、「changed」とするべきです between 1995 and 2025. Overall, the town became bigger and there were more buildings in 2025, but the road and the station were the same概要はありますが、あいまいです。どこで、何が何に置き換わったかを述べていません.

In 1995 the north of the town was all farmland. In 2025 a housing estate was built in the west of the farmland方角の誤り:住宅団地があるのは、海に接した東側です, but there was still some farmland in the north-west. This happened because more people wanted to live near the sea地図が挙げていない理由です。レポートは変化を説明するもので、理由を説明するものではありません.

On the east coast there was a wooden jetty in 1995, and in 2025 there was a concrete harbour wall and a marina. In the centre there was a market square, and in 2025 it was a pedestrian area with cafes前の文と同じ「there was … in 2025」の型なので、レポートは特徴を並べているだけで、つないでいません. The school in the west, next to the main road, were extended主語と動詞の不一致:正しくは「was extended」 and it has a new sports field時制のずれ:「it had」または「with a new sports field」とするべきです to the west of it. The woodland in the south was cutted語形の誤り:正しくは「was cut down」または「was cleared」 and there was a car park next to the station. The main road and the station stayed the same.

Band 7

The two maps illustrate how the coastal town of Port Selby changed between 1995 and 2025.

Overall, the town became more developed over the thirty years, with housing replacing part of the farmland and the harbour being rebuilt, while the main road and the railway station stayed where they were概要が、変化の種類、最も大きな2つの変化、動かなかったものを挙げています.

In the north of the map, the farmland that covered the whole area in 1995 reduced to a strip in the north-west受け身が必要です:正しくは「was reduced to a strip」, as a housing estate was built on its eastern side, next to the sea. On the east coast, the wooden jetty was replaced by a concrete harbour wall and a marina.

In the centre, the market square, which had previously been open to traffic過去完了を使った関係詞節で、変化の前の状態を表しています, was turned into a pedestrian area with cafes. Further west読み手を地図の上で順序よく動かすので、場所を表す語が構造を作っています, the school was extended and a sports field was added to the west of it. In the south of the map, part of the woodland was cleared to make way for a car park beside the railway station土地利用の変化を表す、自然で正確な表現です, which, like the main road, was unchanged非制限用法の関係詞節で、変わらなかった特徴を同じ文に収めています.

Band 8

The maps show how the coastal town of Port Selby developed over the thirty years from 1995 to 2025.

Overall, the town became more developed, as housing took over part of the farmland and the harbour and the centre were remodelled, whereas the main road and the railway station were left as they were概要が、変化の種類を挙げ、大きな変化と小さな変化をまとめ、何が残ったかを述べています.

The most extensive change was in the north, where a housing estate occupied the eastern half of what had been continuous farmland, leaving farmland only in the north-west最も大きな変化が先に来て、地図上の場所と、残ったものへの影響が示されています. On the coast, the wooden jetty gave way to正確で自然な表現で、ある特徴が別の特徴に取って代わったことを表します a concrete harbour wall with a marina, and in the centre the market square, previously open to traffic4語で広場の以前の状態が分かるので、文を足す必要がありません, became a pedestrian area with cafes.

The school in the west of the town was extended, with a sports field added to the west of it, and part of the southern woodland was cleared to make room for a car park beside the station. The station and the main road, by contrast, were unchanged残った特徴に話を移して、レポートを締めくくり、「by contrast」がその理由を示しています. Beyond these features, nothing else on either map altered長い文のあとの短い文で、句読点がテンポを担っています.

バンドを変えたポイント

以下の説明は、このサイトが言い換えた公開の評価基準に沿っています。引用は、その文で挙げたバンドのレポートから取ったものです。

Task Achievement

バンド6のレポートにはoverviewがあり、主な変化も扱っていますが、要約は一般的です。「the town became bigger and there were more buildings in 2025」では、何が何に置き換わったのかが分かりません。詳細も、2か所で地図から外れています。「a housing estate was built in the west of the farmland」は方角が違っており、「This happened because more people wanted to live near the sea」は、どの地図も示していない理由を述べています。

バンド7は、変化の種類と、最も大きな2つの変化を言い切っています。「housing replacing part of the farmland and the harbour being rebuilt」は、読み手が地図と照らして確かめられる要約で、詳細もそれに合っています。

バンド8は変化に順位をつけています。「The most extensive change was in the north」は、読み手が何を持ち帰るべきかを伝え、overviewは、変化を、町を作り変えたものと、手をつけなかったものにまとめています。ここで言い換えている評価基準の文言は、バンド7のTask Achievement(課題の達成度)の欄にあります。

Coherence and Cohesion

バンド6のレポートは段落で構成されていますが、どの文も同じ型を繰り返しています。「On the east coast there was a wooden jetty in 1995, and in 2025 there was a concrete harbour wall and a marina」のあとに、「In the centre there was a market square, and in 2025 it was a pedestrian area」が続きます。レポートは特徴を並べるだけで、つないでいません。

バンド7は、読み手に道筋を与えています。「In the north」「On the coast」「In the centre」「Further west」は、たどれる順序で地図の上を動き、各段落は、自分のエリアにとどまっています。

バンド8は、対比でレポートをつないでいます。「by contrast」が、変わったものから変わらなかったものへ話を転じるので、最後の文が、説明の結びとして読めます。機械的な型はバンド6のCoherence and Cohesion(一貫性とまとまり)の欄に説明があります。

Lexical Resource

バンド6の語彙は、地図に対応できる幅がありますが、変化を表す言葉への試みはすべてが正しいわけではありません。「The woodland in the south was cutted」は語形が誤っており、「there was」は、変化を表す動詞が果たすべき役割を肩代わりしています。

バンド7は柔軟で、おおむね正確です。「part of the woodland was cleared to make way for a car park beside the railway station」は、土地利用の変化に合う動詞と句を使い、「turned into a pedestrian area」は、市場の広場が何になったかを述べています。

バンド8は、正確さのために語を選んでいます。「gave way to」は、ある特徴が別の特徴に取って代わったことを表し、「previously open to traffic」は、広場についての事実を4語で加えています。この制御力は、バンド8のLexical Resource(語彙力)の欄に説明があります。

Grammatical Range and Accuracy

バンド6のレポートは、単文と複文が混ざっており、誤りは小さいものです。「The two maps show how the town of Port Selby change」は時制が誤っており、「were extended」は主語と動詞が一致せず、「it has a new sports field」は、過去の地図なのに現在形に移っています。

バンド7には複数の種類の複文があり、多くは誤りがありません。「which, like the main road, was unchanged」は、比較を挟んだ非制限用法の関係詞節で、句読点も正しく、受け身のミスが「reduced to a strip in the north-west」に1つ残っています。

バンド8は幅が広がり、ほとんどすべての文に誤りがありません。「The most extensive change was in the north, where a housing estate occupied the eastern half of what had been continuous farmland, leaving farmland only in the north-west」は、関係詞節、過去完了、分詞句を含み、そのあとの短い文がテンポを整えています。比較のためにバンド7のGrammatical Range and Accuracy(文法の幅と正確さ)の欄もご覧ください。

この種類の課題の落とし穴

これらはプロセス図と地図のガイドから取ったもので、どれもバンド6のレポートに見られます。

  • 方角の間違い。 バンド6のレポートは、地図では東にある住宅団地を西に置いています。方角を書く前に、方位と海岸を確かめ、最後にもう一度、表と照らして確かめましょう。
  • 理由を説明する。 地図は、団地がなぜ造られたのかを述べていません。「This happened because more people wanted to live near the sea」は推測であり、採点者は、地図が裏づけない情報として読みます。
  • 見えた順に絵を説明する。 バンド6の詳細は、グループ分けなしに特徴から特徴へ進むので、読み手は絵を自分で組み立てなければなりません。エリアごとか、変化の種類ごとに順序を選び、それを貫きましょう。
  • 時制の間違い。 両方の地図に過去の日付があるのに、バンド6のレポートは「it has a new sports field」で現在形に移っています。最初の文の前に、日付から時制を決めましょう。

これらの解答の使い方

まず、同じ課題についての自分のレポートを20分で書きます。次に、3本の解答を自分の文章と1段落ずつ読み比べ、4つの評価項目それぞれで、自分の段落がどのバンドに近いかを考えましょう。レポートの方角は、すべて方位と照らして確かめましょう。

その次に、同じコードで自分のレポートに印をつけます。overviewが変化の種類を述べた箇所、場所を表す語が読み手を地図の上で導いた箇所、変化を表す動詞がぴったり合った箇所、採点者が丸をつけそうなミスです。これらのページの文を暗記してはいけません。IELTS.orgは暗記した内容に減点しますし、試験の地図はこれらと一致しません。同じ練習をさらに重ねるには、IELTS Writing Task 1練習を使いましょう。

アプリの採点方法

IELTS Mentor AIは、Task 1のレポートに、4つの評価項目それぞれのバンドの幅(厳しめの読みから寛容な読みまで)を示し、そのあと評価項目ごとに、できていた点と改善の方法を表示します。Data Accuracy(データの正確さ)カードは、地図の読み違いと言語上のミスを分けて示します。エディターは20:00の時間制限つきで、語数がリアルタイムで表示され、150語の最低語数と照らせます。

試験対策の中での位置づけ

このページは、取り組み方を説明しているプロセス図と地図の説明のしかたと、テスト全体を扱うWritingのテスト形式のガイドの関連ページです。段階の連なりについてはバンド6・7・8で見るプロセス図の解答、組み合わさったデータについては2つのグラフの解答で、同じ演習をしています。4つの評価項目がどう合わさってWritingのバンドになるかはIELTS Writingのスコアはどう計算されるかをご覧ください。

よくある質問

IELTS Writing Task 1に、地図は出ますか?

IELTS.orgのAcademic Writingの形式のページは、グラフ、図表、表と、物、装置、プロセス、出来事の図を挙げています。地図(map)という語は使っていません。地図は練習教材に出てきます。IELTSは、どの図がどのくらいの頻度で出るかの数値を公表していないので、どちらとも決めつけずに備えましょう。

この地図の解答例は、実際のIELTSの試験問題のものですか?

いいえ。架空の地図をもとに、このサイトのために書いたもので、IELTSによる採点は受けていません。それぞれが示すバンドは、公開されている評価基準についてのこのサイトの解釈であり、試験官がつけたスコアではありません。

バンド8の解答を暗記して、試験で使ってもよいですか?

いいえ。IELTS.orgは、暗記した内容や盗用した内容に減点すると述べています。試験で出る地図は別のものなので、暗記したレポートではその地図を説明できません。3本の解答は、自分の文章と比べるために使いましょう。

過去の日付がついた2つの地図には、どの時制を使えばよいですか?

IELTS.orgは時制を定めていません。両方の地図に過去の日付がある場合は、どちらにも過去形が合い、将来の計画には「will be」や「is planned to」を使います。どちらか1つに決め、各動詞を地図の日付と照らして確かめましょう。

AIの即時フィードバックで練習

アプリで回答を録音すると、文法、語彙、流暢さ、発音を数秒で分析します。

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