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IELTS WritingとSpeakingの依存前置詞:パターン

簡潔な答え

依存前置詞(dependent preposition)とは、「depend on」「interested in」「a reason for」のように、特定の動詞、形容詞、名詞が要求する小さな語です。導き出せるルールはないので、短いフレーズの中で1つずつ覚えましょう。IELTSでは、間違った前置詞は繰り返される文法の誤りで、どの回答でも同じミスをする可能性があります。Task 1では、前置詞が数値の意味も決めます。「rose by 5 percent」と「rose to 5 percent」は、別々の事実です。

IELTS Mentor AIは、SpeakingとWritingの回答を、Grammatical Range and Accuracyを含む4つの評価項目で採点し、見つけたミスを1つずつ説明します。

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目次

動詞のあとの小さな語ほど、小さな誤りの原因になる文法の項目は多くありません。英語は、「depend」に「on」をつけると決めただけで、その組み合わせは知っているか知らないかのどちらかです。依存前置詞は、論理ではなく記憶の問題です。このガイドでは、4技能が必要とするパターンを挙げ、直訳がなぜ誤りを生むのかを説明し、定着しやすい覚え方を提案します。IELTSが文法全体をどう扱うかについては、まずIELTS文法の総合ガイドをご覧ください。

この記事のポイント

  • 依存前置詞は、その前の動詞、形容詞、名詞によって決まります。2つを1つのフレーズとして覚えましょう。
  • Task 1では、前置詞が意味を運びます。「by」は変化の大きさ、「to」は終わった位置、「from」は始まった位置を示します。
  • 多くの誤りは、母語が使う前置詞を直訳することから生まれます。一般的な一覧ではなく、自分の組み合わせを確認しましょう。
  • IELTSは、前置詞の一覧も構造の一覧も公表していないため、間違った前置詞は、回答全体のパターンに数えられる誤りにすぎません。
  • フレーズは、自分のトピックについての文の中で覚え、実際に間違える組み合わせの短いリストを作りましょう。

小さな語が評価項目に関わる理由

IELTS.orgは、Writing(ライティング)の4つの評価項目を同じ重みとしており、Grammatical Range and Accuracy(文法の幅と正確さ)はその1つです。公開されている評価基準は、このサイトのWriting評価基準ツールとSpeaking評価基準ツールにあるとおり、正確さを、誤りがどのくらいの頻度で現れるか、理解を妨げるかどうかで説明しています。特定の誤りの種類には触れておらず、IELTSはバンドごとに許される誤りの数を公表していません。

間違った前置詞は、それがなぜ重要かをよく示す例です。読み手に伝わらなくなることはほとんどないので、1つ1つは無害に見えます。ところが、同じ組み合わせは、使うたびにたいてい間違っており、「interested on」や「depend of」のような組み合わせが4つの段落に現れることもあります。代償は、1つのうっかりミスではなく、繰り返しにあります。これは、Speakingでよくある文法ミスの記事が、定着してしまったミス(fossilized error)として説明しているのと同じパターンです。

動詞と前置詞

動詞には、目的語の前に前置詞が必要なもの、目的語を直接取るもの、前置詞によって意味が変わるものがあります。例は架空のものです。

パターン 例
depend on Crop yields depend on rainfall.
result in Heavy investment in rail can result in lower road traffic.
result from The delay resulted from a shortage of drivers.
contribute to Cheap flights contribute to rising emissions.
lead to Longer working hours may lead to more mistakes.
suffer from Coastal towns suffer from flooding.
apply for / apply to She applied for a place and applied to three colleges.
agree with / agree to I agree with the writer, but I could not agree to the plan.

取り違えやすい2つの組み合わせは、特に調べておく価値があります。「Result in」は結果を示します。原因が結果をもたらします。「Result from」は原因を示します。結果が原因から生じます。この2つを混ぜると議論が逆さまになり、文法だけでなく意味の誤りにもなります。

前置詞をまったく取らない動詞もあり、そこに前置詞をつけるのはよくある誤りです。英語では「explain the problem」「emphasise the need」と言います。

形容詞と前置詞

パターン 例
interested in Many students are interested in short courses.
responsible for Local councils are responsible for refuse collection.
aware of Most drivers are aware of the risks.
similar to The new scheme is similar to the old one.
different from Urban habits are different from rural ones.
concerned about / concerned with Parents are concerned about screen time, while the survey is concerned with homework.
married to She is married to a pilot.

「Concerned about」と「concerned with」は意味が違うので、2つの前置詞が使えそうに思えるときは、学習者向け辞書で確認しましょう。

名詞と前置詞

名詞のパターンは、「reason」「cause」「effect」「solution」のような名詞で主張を組み立てるTask 2で、もっとも重要になります。

パターン 例
a reason for There is a clear reason for the delay.
the cause of Poor planning was the cause of the shortage.
an effect on Noise has an effect on sleep.
a solution to Cycle lanes are one solution to congestion.
access to Many villages have limited access to clinics.
an increase in The report notes an increase in car ownership.
a lack of A lack of sleep reduces concentration.

注意すべき誤りは、「the effect of X on Y」です。前置詞「of」は原因につき、「on」は影響を受けるものにつきます。「the effect of advertising on children」のようにします。両方の位置に「of」を置くのは、よくあることです。

Task 1の変化を表す前置詞

Task 1では図の説明が求められ、変化を表す言葉は、ほとんど前置詞で組み立てられています。それぞれが、数値についての別の問いに答えています。例は架空のものです。

前置詞 読み手に伝えること 例
by 変化の大きさ Sales rose by 12 percent.
to 数値がどこで終わったか Sales rose to 40 percent.
from 数値がどこから始まったか Sales rose from 28 to 40 percent.
of 名詞のあとで、大きさ There was a rise of 12 percent.
in 名詞のあとで、変化したもの There was a rise in sales.
at 一定の水準 Sales stood at 40 percent.
between 範囲の両端 Sales fluctuated between 25 and 40 percent.

「by」と「to」の区別は、減点につながるものです。どちらの文も文法的に正しく、しかも違うことを言っているからです。「Rose by 12 percent」は、12が差であることを意味します。「Rose to 12 percent」は、12が新しい合計であることを意味します。間違ったほうを書くと、その文は、図が示さない数値を報告することになります。何を報告するかの選び方は、Task 1のチャート、グラフ、表のガイドで、これらのフレーズに合う時制は、Task 1とTask 2の動詞の時制のガイドで扱っています。

名詞については、2つのパターンを区別しましょう。「an increase in sales」は変化したものを示し、「an increase of 12 percent」は量を示します。1つの文で両方を使うこともできます。「an increase in sales of 12 percent」です。

ほかに役立つ組み合わせは、「reach a peak of」「account for 30 percent of the total」「compared with」と、時については「in 2015」「between 2010 and 2020」「by 2030」です。

母語からの直訳がミスを生む理由

前置詞は、言語どうしで語が一対一に対応することはまれです。母語が、「in」「on」「at」に1つの語を使ったり、代わりに格語尾を使ったりする場合があるため、前置詞が翻訳と一緒にやってきて、しばしば間違っています。

典型的な結果を、それぞれの正しい形とともに示します。

  • 「interested in」と言うべきところで「Interested on」。
  • 「explain the problem to me」または「explain the problem」と言うべきところで「Explain me the problem」。
  • 「consist of」と言うべきところで「Consist from」。
  • 「married to」と言うべきところで「Married with」。
  • 「emphasise」と言うべきところで「Emphasise on」。
  • 「the effect of X on Y」と言うべきところで「The effect of X to Y」。
  • 「good at English」と言うべきところで「Good in English」。

どれも、母語の前置詞を持ち込んだものです。自分の母語でどれがそうなるかがわかれば、覚えるべき短いリストになります。

Speakingでの依存前置詞

Speaking(スピーキング)での代償は違います。組み合わせを確認する時間がないので、重要なのは、自分のことを話すときにもっともよく使う組み合わせです。「interested in」「good at」「depend on」「look forward to」「get on with」「think about」です。Part 1とPart 2で手が伸びる動詞が、練習したものになっているか確認しましょう。Part 3では、抽象名詞が前置詞を連れてきます。「a need for」「the effect on」「access to」です。

もう1つ落とし穴があります。前置詞のあとの動詞は、-ing形になります。「look forward to meeting」「interested in learning」「good at explaining」です。「look forward to」の「to」は前置詞であり、不定詞の一部ではないため、「look forward to meet」は誤りです。

覚え方

一覧が渡してくれるのは組み合わせだけで、結びつける先がありません。次の習慣のほうがよく働きます。

  1. 前置詞ではなく、フレーズを覚える。「The reason for」は1つのまとまりです。「reason」と「for」を別々に考えないでください。
  2. 自分の誤りを集める。採点された回答で間違えた組み合わせを、直したフレーズとともに短くメモします。実際に使い間違える10の組み合わせは、すでに知っている100より価値があります。
  3. 使えそうな文を書く。自分の仕事、街、勉強についての例文のほうが、教科書の文より定着します。
  4. パターンを探しながら読む。コロケーションの語彙ページには、決まったフレーズがさらに載っています。
  5. 書いたあとで確認する。動詞や名詞のあとの前置詞すべてを見て、知っていたのか、推測したのかを自問します。間違った語が事実を変えてしまうTask 1の変化のフレーズから始めましょう。同じ見直しで確認すべきほかの誤りは、Writingでよくあるミスのガイドに載っています。

よくある質問

動詞のあとにどの前置詞が来るかには、ルールがありますか?

確実なルールはありません。前置詞は語に属しているので、その語と一緒に覚える必要があります。「contribute to」「lead to」「respond to」はどれも結果に向かうので、推測できるパターンもありますが、例外が多すぎて、ルールには頼れません。動詞、形容詞、名詞を、前置詞とあわせて、短い例文の中で覚えましょう。

IELTSは、覚えるべき依存前置詞の一覧を公表していますか?

いいえ。IELTSは、文法構造の一覧も、バンドごとに許される誤りの数も公表していません。Grammatical Range and Accuracyの評価基準は、誤りがどのくらいの頻度で現れるか、意味を妨げるかどうかを述べています。間違った前置詞は、その全体像に数えられる、ごく普通の種類の誤りの1つです。

前置詞を間違えると、試験官が内容を理解できなくなりますか?

まれです。そして、そこが要点です。間違った前置詞のほとんどは理解できるので、意思疎通は途切れません。それでも誤りとして数えられ、同じものが回答の中で繰り返されやすいため、誤りの頻度が高く見えることがあります。

前置詞は、一覧から覚えるべきですか?

一覧は、パターンを確認するのにはよい場所ですが、覚える方法としては向いていません。自分の生活やトピックについて言えそうな文の中で、フレーズを覚えましょう。たとえば「the reason for the delay」で、声に出して何度か言います。一覧で見ただけの語は、プレッシャーの中では思い出しにくいものです。

Task 1で、日付や期間には「in」と「on」のどちらを使うかが重要ですか?

はい。年や月には「in」(「in 2015」)、期間には「from 2010 to 2020」または「between 2010 and 2020」、期限や予測には「by 2030」を使います。Task 1のレポートには時間を表すフレーズがたくさん出てくるため、ここで小さな誤りがあると、何度も繰り返されます。

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