ガイド · 悩み別
· 7分で読めます

IELTS Speakingのつなぎ言葉、間、言い直し:どこまで問題ないか

簡潔な答え

つなぎ言葉(filler words)、間、言い直しは、IELTS Speaking(スピーキング)では普通のことで、考えているからといって減点されることはありません。流暢さを下げるのは、目的なく繰り返されるとき、考えではなく単語や形を探すために間があくとき、ほとんどの文を言い直すときです。難しい質問の前の短い「well」や「let me think」は問題ありません。すべての文に同じ「uh」や決まり文句が入ると、Fluency and Coherence(流暢さと一貫性)が聞き取るのはそこです。

IELTS Mentor AIには、回答のあとにAI試験官が追加の質問をするTopic Speakingがあり、結果にはバンドとフィードバックが出ます。

Speaking向けアプリ

iOS・Android対応

有料アプリ:料金について · 請求と返金 · サポート

アプリの画面表示は英語です。このサイトでは、アプリについて日本語で説明しています。

目次

誰でも言いよどみますし、IELTS Speakingのテストも、言いよどみがないことは求めていません。聞かれているのは、言いよどみの種類、起きる頻度、聞き手に与える負担です。何を言うか決めるための間は普通のことです。単語を探すための間や、3回やり直した文は、Fluency and Coherenceのバンドを下げるものです。このガイドでは、その種類を分け、役立つつなぎ言葉と繰り返されるつなぎ言葉を示し、言い直しを説明し、録音を使った練習の方法を紹介します。評価項目全体については、まずIELTS Speakingの流暢さを上げる方法の回答をご覧ください。

この記事のポイント

  • 言いよどみは、Fluency and Coherenceの一部として評価されます。IELTSは、バンドごとの間やつなぎ言葉の数を公表していません。
  • 内容を考えるための間は普通です。単語や形を探すための間が、連続性を途切れさせます。
  • 「well」や「let me think」のような短くて変化のあるつなぎ言葉は役立ちます。すべての文に同じ「uh」やフレーズが入るのはよくありません。
  • すばやく正確な言い直しは問題ありません。ほとんどの文を言い直すのは、言葉が出てきていないことを示します。
  • 役に立つ文で時間を稼いで話し続けるか、試験官に質問を繰り返してもらいましょう。

IELTSが言いよどみについて述べていること

IELTS.orgのSpeakingの案内は、このサイトが2026年9月17日に最後に確認したもので、Fluency and Coherenceを、同じ重みの4つの評価項目の1つとしています。Speakingのスコアは4つの評価項目の平均で、0.5刻みのバンドで報告されます。Fluency and Coherenceの中で、公開されている評価基準が見るのは連続性です。流れが、出だしのやり直し、後戻り、目的のない繰り返し、単語を探すための間によって、途切れていないかどうかです。

Speaking評価基準ツールを順に読むと、パターンがはっきりします。バンド5では、回答は最後までたどり着きますが、組み立てる苦労が聞こえます。考えているあいだに繰り返されるフレーズ、2回始めた文などです。バンド6では、繰り返し、言い直し、単語を探す間によって、話の筋がときに滑ります。バンド7では、聞き手に努力が聞こえないまま話し続けられ、言いよどみはときおりです。バンド8では、間は、どう言うかではなく、何を言うかを決めることがほとんどです。

IELTSは、どのバンドでも許容される、つなぎ言葉、間、言い直しの数を公表しておらず、使うべきフレーズや避けるべきフレーズの一覧も公表していません。以下に、どのバンドの約束もありません。評価基準が述べていることと照らし合わせた、話し言葉の英語についてのアドバイスです。

2種類の間

内容を考えるための間

「Is it better to rent or to buy a home?」と聞かれて、自分の考えを決めるのに1秒ほどかけます。それは何も問題ありません。上のバンドの評価基準は、間が主に何を言うかを決めるためのものであることを想定しています。考えている様子を見た聞き手は、言うことがある人を見ています。

語や形を探すための間

2種類目は違います。言いたいことはわかっているのに単語が出てこない、あるいは「have been」と言うか「was」と言うかに自信がない場合です。間は文の途中に来て、同じ音の繰り返しを伴うことも多くあります。評価基準が下のバンドと結びつけているのはこの種類です。考えのためではなく、言葉の理由で流れが途切れているからです。

録音でこの2つを見分ける方法です。内容の間は、考えの始まりか、2つの考えの間に来ます。言葉の間は、フレーズの中に来ます。2つ目の種類の直し方は、速さではありません。語彙を広げ、構造を練習しておくことと、あとで説明するように、足りない語を迂回する習慣です。

つなぎ言葉:自然なものと、繰り返されるもの

つなぎ言葉とは、考えているあいだ発言権を保つ語やフレーズです。自然で、役立つものもあります。

  • 「Well, it depends on the city.」
  • 「Let me think… I’d say the evenings.」
  • 「That’s a good question, actually. I haven’t really thought about it.」
  • 「Honestly, I’m not sure.」

これらは短く、変化があり、そのまま答えにつながります。考えていること、答えが来ることを知らせます。

流暢さを下げるのは、働きのない繰り返しです。

  • ほとんどすべてのフレーズの前に入る「uh」や「um」。
  • すべての答えに入る、同じ決まり文句。たとえば、すべての返答の冒頭に来る「that’s a very interesting question」。
  • 文の途中に何度も入る「How can I say」や「you know」。評価基準ツールのバンド6の記述は、すべての間を「how can I say」や「you know」で声に出して埋めることを、落とし穴として挙げています。
  • 数秒を稼ぐために、試験官の質問をそのまま繰り返すこと。これも同じ記述が落とし穴として挙げています。

見分け方は単純です。録音からそのつなぎ言葉を取り除いても、答えから何か失われるでしょうか。失われず、何度も出てくるなら、それは癖です。難しい答えの冒頭の「well」が1つなら、道具です。2分間に8回あれば、癖です。

言い直し:役立つ場合と、足りなさを示す場合

自分で言い直すのは普通の話し言葉の一部で、IELTSはそれ自体を減点しません。

すばやく正確な言い直し

「I go there every week, sorry, every weekend.」のような言い直しです。気づいて、一拍で直し、先へ進みました。聞き手に伝わるのは、使いこなせているという印象です。正しい語を知っていて、それを使ったのです。長い回答の中で、このような言い直しが数回あっても、害はありません。

すべての文を言い直す

「I was go… I went to the… to the market, and I buy… bought…」のような言い直しは、足りなさを示します。言い直しのたびに流れが途切れ、そのパターンが、言葉がすんなり出てこないことを聞き手に伝えます。バンド7の記述は、言い直しを、文ごとの組み立て方ではなく、ときおりのうっかりミスとして説明しています。バンド6では、言い直しがときに話の筋を切ります。

代わりにすべきこと

小さな誤りに気づいても、たいていはそのままにして、話し続けることができます。不完全なまま文を終えるほうが、途中でやめるより損失が小さく、これは、評価基準ツールが最も低いバンドで示している助言でもあります。言い直すのは、誤りが意味を変えるとき、または正しい形がすぐに浮かんだときだけにします。時間をかけて、何度も言い直してしまう形(多くの学習者では過去形と冠詞)を練習すれば、言い直しの必要は減ります。よくある誤りは、Speakingでよくある文法ミスの記事に挙げています。

引き延ばさずに時間を稼ぐ

考える時間を稼ぐには、沈黙やつなぎ言葉の連続よりもよい方法があります。どれも、聞き手を置き去りにしません。

  1. 残りがわかる前に言えることで答えを始める。「There are two sides to that.」のように言い、文を言い終えるあいだに、その2つの面を決めます。
  2. 質問の一部を自分の言葉で繰り返す。「How I spend my evenings? Mostly at home.」のようにします。質問全体をそのままオウム返しにするのとは違います。言い換えて、始めるきっかけを作ります。
  3. 正直な短いフレーズを1つ使う。「Let me think for a second.」のように言います。1回なら問題ありません。
  4. 言えるところから答え、あとで足す。直接的な最初の文が、2つ目の文を見つける時間をくれます。
  5. 足りない語を迂回する。「commute」が出てこなければ、「the journey to work」と言います。足りない語を迂回する力は、評価項目が見るものの一部で、話し続けるのにも役立ちます。

質問を聞き取れなかったとき

言いよどみの原因が、内容でも言葉でもなく、聞き取りであることもあります。質問を聞き取れなかった、理解できなかったなら、もう一度言ってもらうよう頼みましょう。これは試験で認められており、推測して別の質問に答えるよりずっとよい方法です。短い丁寧な頼み方で十分です。何と言えばよいか、どのくらいの頻度が適切かは、試験官に質問の繰り返しを頼むの回答で扱っています。

録音を使った練習方法

話しているあいだは、自分の言いよどみを正確には聞き取れません。録音すれば、見えるようになります。簡単な手順です。

  1. 2分間の回答を録音する。Part 2のお題をキューカード(cue card)の一覧から選ぶか、Part 1の質問を続けて3つ答えます。
  2. 止まった箇所だけを意識して、1回聞く。止まるたびに、内容の間(考えの始まり)か、言葉の間(フレーズの中)かを書き留めます。
  3. つなぎ言葉を数える。繰り返されるものをメモします。ゼロを目指す必要はありません。変化をつけ、意味のないものを減らすことを目指します。
  4. 言い直しを数える。すばやく正確だったものと、同じフレーズを繰り返し試したものに印をつけます。
  5. 1つだけ直す。もっとも多い言葉の間、たとえば何度も出てこないトピックの単語を選び、調べて、文の中で5回声に出して言い、同じ回答を録音し直します。

これを週に数回行い、月の最初と最後の録音を比べましょう。回数が減っていることが証拠で、スコアには左右されません。1人でIELTS Speakingを練習するガイドは、これを1つの完全な手順に組み込んでいます。Part 1の質問の記事は、つなぎ言葉が入り込みやすい短い答えの形を示しています。言いよどみと接続は一緒に働きます。考えをきれいにつなげる話し手は、発言権を保つためのつなぎ言葉が少なくて済み、それはIELTS Speakingの接続表現のガイドのテーマです。

よくある質問

「um」や「uh」のようなつなぎ言葉は、IELTS Speakingでは悪いのですか?

それ自体は悪くありません。誰でも言いよどみますし、公開されている評価基準は、何を言うか決めるための間を普通のこととして扱っています。問題は、目的のない繰り返しです。すべての文に入るつなぎ言葉や、同じフレーズが何度も出ることです。IELTSは、バンドごとのつなぎ言葉や間の数を公表していないので、数字ではなく、自分の録音で判断しましょう。

答える前に、どのくらい間をあけてもよいですか?

IELTSは、間の最大の長さを公表していません。難しい質問の前に、考えるために1、2秒の短い間をおくのは自然です。長い沈黙や、文の途中で単語を探しているときの間は、話の連続性を途切れさせます。長めの空白は、短いフレーズで埋めてから、答えに入りましょう。

Speakingのテストで自分で言い直すのは、悪いことですか?

すばやく正確な言い直しは問題なく、むしろ、言葉を使いこなせていることを示すこともあります。ほとんどの文を言い直すのは別で、流れを途切れさせ、言葉がすんなり出てこないことを示します。このサイトの評価基準ツールでは、バンド7の記述が言い直しをときおりのうっかりミスとして許容し、バンド6では、言い直しが、ときに話の筋を切ってしまいます。

試験官に質問を繰り返してもらってもよいですか?

はい。質問をもう一度言ってもらうことは認められており、理解できなかった質問に答えるよりもずっとよい方法です。短い丁寧な言い方を使ってから、しっかり答えましょう。何と言えばよいか、どのくらいの頻度が適切かは、試験官に質問の繰り返しを頼む回答で扱っています。

AIの即時フィードバックで練習

アプリで回答を録音すると、文法、語彙、流暢さ、発音を数秒で分析します。

有料アプリ:料金について · 請求と返金 · サポート

関連コンテンツ

サイト内の関連コンテンツ

ガイド一覧 →